1.国家試験難易度
国家試験の難易度は去年よりも簡単だったと思います。実際に鰐部ゼミナールが国家試験を分析した結果過去問類似問題が217点も出ていたそうです。また、実地問題の難易度が例年に比べると易しかったように感じます。このことから過去問をいかに完璧にするかが大事だと改めて感じました。
ちなみに私は244点でした。
2.私の国家試験対策
勉強開始時期
3年生の春休みからQBの解剖、運動、生理学を周回していました。(なるべく解説も覚えるように)
4年生の4~7月は実習でQBをやる余裕がなく、8,9月は就活に力を注いでいたためQB共通編の全範囲1周しかできませんでした。10月に専門編のQBを購入し、1ヶ月で4周行いました。11月~12月までは2週間でQB3周を目安に行いました。1月から国家試験直前までははQBの周回ペースを落として過去問演習に取組みました。過去問演習では国試15回分を古い順に行っていき、間違えた問題や選択肢5つの○×や説明ができない問題を抽出していき、それらを完璧にしていく勉強を行いました。
使用した教材
QBをメインでサブは図書館の必修ポイントを使用していました。QBだけの解説ではよくわからないところや曖昧な部分を必修ポイントを使って調べていました。大事なポイントなどはQBに直接書き込んでいました。
また、ワニゼミの合格暗記リストと心電図、運動学の資料、動画を使用しました。合格暗記リストは5000円くらいで結構高いと思っていましたが、3年分の過去問解説がわかりやすくて結構便利でした。心電図と運動学の資料はライン登録するだけでもらえたので、印刷して使っていました。運動学の資料は起始停止や作用を覚えるのに役に立ちました。(ライン登録しなくても動画はユーチューブで検索すれば見れます。)
過去問演習ではトライの15年分の過去問を使用しました。
模試の使い方
私の学校では医歯薬とアイペックと三輪模試を受けました。一番医歯薬が国家試験に近い問題だと思います。私は最初の頃、オレンジペンで模試の直しをしていましたが時間が結構かかってしまったため、11月くらいからは模試を受けた中で大事なポイントをQBに書き写していました。模試の直しに時間を費やすとQBなどの参考書を使う時間が減るので模試の直しはなるべく1日から2日で終わらせるようにしたほうがいいと思います。やはり成績を上げるにはメインで使っている参考書をどれだけ周回(暗記)するかだと思います。
3.もう一回国試勉強をするなら
もう一回国試勉強をするなら3月までに基礎固めをしておくことは大事だと思います。具体的には医歯薬の3科目模試で60~70点くらいを目安に勉強をします。遅くとも9月までに基礎を固めておくことで、実地問題の点数の伸びが良くなると思います。基礎の大切さについて国家試験の勉強を始めた頃はあまり分かっていませんでしたが、卒業試験を受ける頃には基礎が土台となって専門分野が積まれていくということを実感しました。また、基礎で点数が取れることで試験に望むときの安心感はとてもあると思います。
過去問15年分を年内には軽くでいいので1周したほうが良いと感じました。理由は、模試の中に古い過去問が数問出題されるため、答えだけでも分かるようにしておくことで点数が数点アップするためです。
4.まとめ
国家試験を制するものは基礎科目を制す 試験直前になると実地問題に手を出してしまいますが、焦っているときこそ基礎科目を見直すことが大事です。
国家試験を制するものは基礎科目を制す 試験直前になると実地問題に手を出してしまいますが、焦っているときこそ基礎科目を見直すことが大事です。
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